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スプレッドは固定?変動?どっちがいい?

スプレッドは固定が当たり前?その理由は?


FXをする際には、スキャルピングデイトレードなど、短期的に売買する人は「スプレッド」を意識してFXの口座を作る会社を決断し、取引をしなくてはいけません。

スプレッドとは売買の為替レートの差額を金融機関が手数料収入として回収するシステムであります。ご存じでしたか?

そんなスプレッドですが、よく「固定」などと注意書きしてあることがあるのを見かけたことはありますでしょうか。

では、そのスプレッドの固定の意味はなんなのでしょうか?

今回は「スプレッドは固定が当たり前?その理由とは」について徹底的に見ていきたいと思います。

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☆スプレッドの種類は?☆

スプレッドには2つの種類があります。それは、
・固定制
・変動制
の2種類のことを指します。

変動制のスプレッドは常に変動をするスプレッドのことで、FXを始めたばかりの方にはおすすめしません。固定性がいいです。

 

☆スプレッドの固定制って?
FX会社でスプレッド比較などをしていると「スプレッドは原則固定」や「固定制」などと記載されていたりします。

これは、そのFX会社のスプレッドが常に同じスプレッド幅になっているということを意味しています。

スプレッドが0.3銭で固定制だとすれば、どんなときに取引をしてもそのスプレッドは変わらず、0.3銭で固定です。

そしてFX会社のだいたいが、「原則」固定制という表現をしています。

「ん?固定制じゃないときもあるってこと?」と疑問を抱かれるかもしれませんが、その通りです。

金融機関は取引が少ないときでも手数料で収入を得たいので固定制が例外のときもあります。

それは企業に違ったりしますが、以下のような場合が代表的です。

▼朝
朝は流通量が少ないのが一般的です。
日本の早朝3時から8時は3つの市場が閉まっているので必然的に取引が減少しています。
この時間帯がまさにスプレッドが広がりやすい時間帯になります。
FX会社ににもよりますが「午前9時から翌日午前3時までは変動。原則固定制だが拡大する場合がある」などと記載されていることがあります。

▼指標のあと
為替レートが急激に変動したときもスプレッドは広がることがありますので、変動をしやすい指標発表直後は注意しなくてはいけません。

これは、流通量が多いときなのですが取引が多いときにもスプレッドが広がることがあります。

というのも取引が増えて買いばかりになってしまうとFX会社は銀行への持ち越しが多くなり、損失をしてしまう可能性が出てくるからです。

そんなときの損失リスクをカバーしておくためにスプレッドを広げ、証拠金がギリギリの人をロスカットで強制決済をするなどするシステムなのです。

金融機関もこうやって維持をしているということです。

 

今回はスプレッドについて見ていきました。

今回も見ていただきありがとうございます。